パパゲーノ流作曲法
散歩のおりに、メロディーを、ガムをかむように
口ずさんで行くんだ。
たとえば、ショパンのピアノ協奏曲の1番、
オーケストラが響いたあとの
あの有名なピアノのメロディーを。
その甘くやるせないメロディーが、いつしか、
レーモンルフェーブルの演奏した
「シバの女王」になったよ。
そのメロディーがいつしか、着てはもらえぬ、
アリャアリャー、
なんと、「北の宿から」になったよー。
そのうち、アララ、なんかできた!
わが「半沢音頭」は、
モーツァルトの魔笛のパパゲーノのアリア、
おいらは鳥さしが、
オクラホマ・ミキサーに化けたあと、
真室川音頭と炭鉱節をたして、
五月みどり/遠藤実さんを
香り付けしてできたものなのさ!
パパゲーノ流作詞法
起 伊那のグルメの名物は、
みんなが知っている
承 元祖萬里/ばんりのローメンと
高遠の亀まんさぁー
転 そこに強敵、しらけ餅、
われらが、白毛餅
結 蜂のこ、ザザムシ、イナゴだとぉー、
そんなものばっかじゃねぇい