心 観音 言葉 顔 坊主 名犬 バラ売り
ヴァーチャル・シミュレーション ひげ レコード店めぐり
発明 発見 発想 以上13編
おいらが、日々感じていることを、いろいろ書いてみましょう!
ふっと浮かんできた キーワード を、大切にして!!
よろしかったら、どうかお気軽に、お付きあいください。
心
心の時代と言われて久しい。
それなのに、本当に、日々心から、何かに打ち込んでいる人は少ないのでは?
散歩のおりに天竜川で休んでいてふっと気がついた。
アレッ、こんな天気のいいのに、こんなに素晴らしい景色なのに、なんで?
今!この景色見ているのは、自分しかいないんだろうって。
皆、なにをしているんだろう?
一週間のほとんどを働いて、休みのために、今を、超特急で過ごしている。
世の中が進歩して、文明が発達して、なんで、こんなに、忙しくなっちゃったんだろう。
心が亡くなると書いて、忙しいとなる。
今を、楽しまないで、いったい、なんなんだろう?
音楽だって、せめて、一日に一曲。 少なくても、第二楽章くらいは聴きたいなあ。
日本は、おかしいよ。
それに慣れっこになっている人々。
スペインだったかな!12時から3時まで、お昼休みの国だってあるっていうのに!
観音
とっても、気になる言葉、観音!
えっ、音を観てしまう!
ただ、音を感じているだけではなくって!!
あっ、そうか! だから、観音さま って言うんだな!
言葉
初めに言葉ありき!
何かを夢みた時、まず、想いがあって、言葉がある。
「何かになりたいなあ!」 って、想ったら、そんな、一歩。
しかし、「なりたい!」 うちは、なれないんだね。
そうなるためには、自分がそうだったんだけど、
「すでに、なりたいものになっちゃった!」 って、
決めてしまうことだよ。
そうしたら、そんなふうにやり始めるしか、ないんだから。
こうして、歩いていけるんだ!
顔
人の顔もさまざま、20歳くらいまでは、DNAに依存した顔である意味で
本人の希望と食い違っていても手の施しようがないのが事実です。
顔に地図が、描いてある様で、親をうらんでも、あとの祭りです。
あの日、とうちゃんが、酒さえ飲んで帰ってこなかったら!!
そのあとは、その人の日々の心の持ちかたが、がぜん、影響してきます。
いつも、不平不満、人をねたんだりと暗い思いをしているとだんだん、
そんな顔に、顔がセットアップされてしまい、早い話が、
般若のお面のような顔になってしまいます。
一方、日々に喜びが溢れ、明るく、人生に感謝ができて、いつも、
夢みている人は、大黒様や、観音様のような顔になってきます。
どうせ、おんなじ時間を過ごすんなら後者の方がいいですよねぇ。
般若になるか観音様になるかは物理的にはしわの位置が違う
ということなのですが、日々の心の持ち方が真因です。
オーディオ製品の顔も何か似ていますね。
般若顔のやつとか、これみよがしの厚化粧顔のやつとか、
軽率そうなやつ、見るからに丈夫そうなやつとか、
なかには、アイデイアだおれっぽいやつとか様々です。
外国の有名品の顔だけまねして、魂の入っていないようなものを
コストのためだけででっちあげてしまう、軽薄な設計室から、
故意に、生み出されたようなやつは、特にいけません。
それにくらべリゃー、まだ、酒飲んできたとおちゃんのほうが!
少し古臭い話ですが、オープンリールのテープレコーダーなんか、
そんな、象徴でしたね。
私が今でも現役で使っているREVOXのテープレコーダーと、
当時の国産の製品を比較しみたら一目瞭然なんです。
前者はある意味でそっけないくらいシンプルで、
えっ、だいじょうぶかなあくらいに見えるのですが、
国産のは、つまみが、でっかく、ただ並べてあって、
一見、機能的そうに見えるのですが!
実際に、使ってみると、
前者は、考えられた操作性の良さにびっくりしますが、
後者は、ただ並んだつまみが混乱を招き、かえって、
使いにくいのです。
そのくせ、録音された再生音の音楽性は、前者が優れているのです。
EMTのレコードプレーヤーは、一度操作してみたらわかりますが、
素晴らしい操作性を有していて暗闇でもだいじょうぶで
大切なレコードをけっして傷つけません。
これっこそ、人間工学的なデザインというべきものです。
さあて、あなたはどんな顔のオーディオ装置が好きですか?
もう、直感で、わかりますよね。そうそう、話してみなくっても。
観音様や、無骨でも頑固なまでにがっちりした顔の装置を
選択して、心豊かに音楽に接することで、
あなたの顔も、観音様のようになるんですよ。
いつも、心の奥の大切な音楽を再生するシステムだからこそ、
誰を友達とするかと同じく、何を選択するかは、重要です。
坊主
おいらのオーディオシステムが再現する世界をわかっていただくには
その対極となる音世界を、紹介すればいいのかも、しれないなあ。
正直いったら、あんまり気が進まないんだけど!
なぜ、ここに、CDプレーヤーがないのかの、回答にもなるので、仕方なく。
最近の映画館とか、各種イヴェントのPA、あのあたりの音の、
金属的な衝撃音、かつ、歯切れの悪い、船の汽笛のような低音
映画を楽しみに入ったのに、あれらの音のひどさに、
苦痛な時間と化すことが多い。
あんな音は、街の中で、人を振り向かすためには、有効でも、
おいおい、あの音でモーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスとか、
クライスラーのヴァイオリンは、聴きたかないようって、想う。
最近は、若者たちのサウンド志向が、エスカレートして、
ますます、どぎつさが増している。
だから、一部の人間には、それでいいのかも知れないけど!
かれらにとって、最高と思われるそんな音世界も、
われらがレコード仲間には、評判が劣悪。
なかには、あんな音聴いていたら、
本物の坊主の世話になってしまうと、いうものすらいるよ。
うん、確かに、おいらが、聴いていても、
BASIC AUDIOで、聴いていたら、
血のめぐりが良くなって、体が温かくなるけれど、
最近の装置の鳴らす音世界は、なんか、
心臓麻痺になりそうな衝撃が走ってちっとも、休まらないものなあ。
嘘だと思ったら、是非、レコードの、自然な音世界を体験されたし。
名犬
HMVのマークは、みんなもよく知っていると思いますが、
あの蓄音機を前に、主人の声を懐かしがっている犬のマーク!
なんと、素敵なマークを、考え出したものでしょう。
その犬にくらべて、今の人間たちの方が、聴くことがヘタかも知れない。
うっとりと、音楽にひたってみたいものです。
もっとも、最近の、ジャカジャカ、シンシンいう音だったら、
犬が、逃げていくマークを、くっつけた方がいいかもしれないですね。
バラ売り
いつも、疑問に思っていたことがあるんだよ。
それは、なぜ、オーディオシステムが、バラ売りされているのか?
っと、いうこと。
本来、トータルで、音楽を再現するための
スピーカー、アンプ、プレーヤー等の、オーディオ製品が、
脈絡もなく、バラ売りされている現実を!
さらに、聴くための、レコードも、別々で。
なにか、ものすごーく、おかしなことだと、感じるんだよ。
車だったら、ボディーと、エンジンと、ブレーキ等を、
それぞれ無関係に、別々に売っているようなものだから、
とっても危ない、本当に危ない。
結局、組み合わせた時の、総合特性が、保証されないんだ。
オーディオは、泥沼だとか、言われているけれども、
そんな一因は、こんなところから来ているんじゃないかな。
飾っておくために、レコード集めている、レコードマニアとか、
オーディオ装置、分解したり、磨いたりしているだけの、
単なる機械マニアとか、
はたまた、真空管アンプだけ、誰かさんの回路をまねて、
作るだけの人が、オーディオの達人だなんて、
言われたりして、とんでもない、笑い話だよ。
そんな人に限って、ちゃんとしたレコード、聴いてなんかいない。
ガレージメーカーの、小細工が、往時の、レコード全盛の時代の
システムより優れていると、思ってしまう方が、
よっぽど、あさはかだね。
たったひとりで、ロールスロイスが、作れるわけねえんだよ。
なんにも、なしに、デザインすら、できはしない。
できると、思っている人は、ほとんど、あと知恵の、猿真似だね。
そんな、簡単なことすら、わからない人が、音楽をしっかり、
聴くことなんか、できるわけないんだよなあ。
現実に、世界の幻の名機、名盤を集めることを
自分でやってみて、わかったことは、
まず、いいものが何かが、とってもわかりにくいってことだね。
そして、運良く良いものをそろえたとしても、
ただ、つないだだけじゃー、音だけはでるけれども、
それだけじゃー、だめだってことだね。
ピアノだって、調律して、始めて、性能発揮するでしょう。
音程こそ変えないけれど、オーディオシステムも、調律しないとね。
おいらのやっていることってのは、まさに、そのところなんだなあ。
装置だけ買ってもだめで、おいらを買わないとだめなんだね。
その結果、
レコードが、初めて、その真価を発揮し、名演を再現するんだ。
ヴァーチャルシミュレーション
新潟県の民話じゃ、
娘とばあさまで、男の真ん中にくっついている棒に
骨があるかないかという話になった。
娘は言う、
「おらが、さわったら、固かったから、確かに、骨があった。」 と
一方、ばあさまは言う、
「いいや、おらがさわっても、ちっとも、固くなかったから骨はない。」 と
ちなみに、男のその棒のことを、珍しい棒と書いて、「*棒」 と言う。
この話、笑えないのですね。
オーディオやレコードについても、おんなじように、
聴く人によって、違うから。
骨のあったという娘には、確かに、固かったのは、事実だし。
もう、女の魅力を無くした、ばあさまに、
男が、感じなくなったのも、事実だから。
物理からいけば、当然、ばあさまの、勝ちなのですが。
とはいっても、ばあさまは、昔、娘だったわけだから。
レコードを、見て、さわって、聴いた人は、
たくさんいるとは、思いますが!
はたして、どんな名演を、どんなシステムで、聴くかで、
結果が、違ってしまいます。
だから、私には、この話、笑えないんです。
BASIC AUDIO の中の オーディオ天動説も、
同じ気持ちで、書いています。
まさに、今の世は、ヴァーチャルシミュレーションの時代ですが
「ばあちゃんのシミーズ」 じゃ、役に、たちません。
えっ、 BASIC AUDIO の音楽再現に骨があるのか? ですか。
だからこそ、聴いてみて欲しいのです。
ひげ
さあて、今の若い人々には、なんのことやらさっぱり、
わからないことと思いますが、
その昔、レコードを、大切にする人々にとって、
レコードを見た時に、 そのレコードが愛されていたか、
そうでないかを、知る目安となっていた、
レコードのセンター穴周辺のすべらせた跡をひげといいます。
えっ、なぜそんな音に、直接、関係しないことが、大切かというと、
レコードをレコードプレーヤーの真ん中の軸に、セットする際に、
レコードの穴と、プレーヤーの軸を、乱暴に探しながら、
あっちこっちと、ずらしながら入れたために、
レコードのレーベルに、しっかり、跡をくっつけたような扱いをされた
レコードが、愛されたレコードのはずがないというものです。
確かに、大切に扱われたレコードは、ヒゲがないものが、多いですね。
ようし、ここで、ヒゲをつけないための心構えを、お教えいたしましょう。
それは、得意な、ヴァーチャルシミュレーションを、善用することです。
すなわち、レコードの穴を、愛する女性の 「**」 と思い、
プレーヤーの軸を自分の 「*棒」 と、みたてれば、
いっぺんに、解決するでしょう。
説明するまでもないことですが、ヒゲを、たくさんくっつけるような、
行為をしたらいっぺんで、嫌われてしまいますから・・・
レコード店めぐり
アンサンブルの六角店主の名作
「頑固店主の接客日記」/「リンク付」を読むと、
私には、ちっとも、頑固ではない六角さんが、どうして!
あんな目にあっちゃうのだろうと、今ごろの世相が見えて、おもしろい。
ごめんなさい、笑い事じゃないのに
でも、本人を、よく知っているので!
きっと頑固店主のふりしているほうが楽だから、
そうしているのでしょう。
私も、代わりに、言ってあげましょう。
無知、無感性、マナー違反は、暴力です! って。
ところで
アンサンブルのおもしろさって、そりゃー
だって、私の大好きなフランク・プゥールセルのアルバムが
たったの300円でしょう。
フランク・プゥールセルも、たくさん集めていて、
何枚か、いただいてしまいました。
また、カントリーだってバンジョーのアールスクラッグスが、
いっぺんに10枚あったりとか。
ただ、店主の好きなのだけはすぐわかる。
なぜって、アハハ、売りたくないんで、高い。
私は、アンサンブルの、隅の隅から
いろいろ、宝物を発見しています。
六角さんが、本当に音楽好きなんだってのは、
並んでいるレコードのこだわりを見れば、一瞬で、わかります。
定盤のクラシックにしても。
あとは、読者といえども、仁義なき戦いなので、沈黙が金。
それにしても、長野電鉄の本郷駅の駅ビル内っていう、立地が最高。
なにを隠そう、わが母校の三輪小学校は、その、まんまえなんだよ。
小さい時の、想いでの街と、レコード店が、アンサンブルしてる。
ところで、松本は、サイトウキネンオーケストラの公演前には、
テント張ってまで チケットを求めて並ぶようだけど、
どうして、アンサンブルの前にテントを、張らないんだろうか。
そんな日が、来ても良いような、気がするこの頃。
だって、名盤は、確実に、入手しにくくなっているから。
県外ですが、山口県の「サウンズ」/「リンク付」
名前のとおり、フィンランドのサウンズを始めとする
北欧のエレキ・インストに、強く、また、洋楽、歌謡曲と
その、オークションリスト見ただけで、中村店主のいきごみが
つたわってきます。
本当に、ただものじゃ、ありません。
スプートニクスファンの、私は、ただただ、出逢いに、感謝です。
私の、ポップスでの好きな曲、演奏は、アンサンブルか
サウンズの、両方、もしくは、どちらかで、手に入ると思います。
それぞれの店主の感覚が、案外、近いからです。
ただ、基本的に中古ゆえに、1枚づつしか、無いでしょうから
タイミングが、とっても大切ですよ。
お店の前にテントを張ってっていうのは、真実なんですね。
けっして、オーバーでは、無いことがレコード通のあなたには
おわかりになると、思いますが!
中古レコード店では、店主にさえ、何がいつ、入荷するか
わからない部分が、必ず、あるんですね。
発明
発明公式は、次のとおりです。
A + B = A + B + C 「 A ・ B 」
わかりやすく言うと、
男+女=男+女+子供「男と女の遺伝子をもつ」
みたいなもので、男と、女が、出逢うことで、
男にも、女にも単体ではなかった、
新たな「子供」という発明品が、生まれることです。
あるものと、他のあるものを、組み合わせて、新たな効果のある
なにかを、産み出すことです。
もっとも、子供は、自然現象なので、発明とは、なりませんが。
この発明公式を使うと、簡単に、なにかを、産み出せますよ。
武田徹さん+柿ざき健一さん = 流行歌解体新書
「つれづれ散歩道のコーナー」
柿ざき健一さん+パパゲーノ他 = 北信濃の歌い手たち「本」
パパゲーノ+半沢を愛する会 = 半沢音頭
パパゲーノ+農民組合 = 白毛餅音頭
パパゲーノ+レコード+オーディオ = BASIC AUDIO
BASIC AUDIO は、レコードだけ、オーディオだけといった、
それぞれ、単体では、価値がわかりにくいものを、
調律された、オーディオシステムで、レコードの名演を体験できる、
その点が、単なる、レコード店、オーディオ店とは、
決定的に異なる 「特徴づけ」 があります。
あなたも、何か? 新しいチャレンジをしてみて下さい。
あなた+なにか = 新しい展開!!
発見
海を眺めていて、地球がまあるいと、気がつく人っているのかなあ。
月を眺めていて、なんで、月は裏側を見せないんだろうと、
考える人って、どれだけいるでしょう。
また、星を眺めていて、あの星の光が今から遥か過去にその星を
旅立ったものであると、感じられる人も、
はたして、何人いらっしゃるでしょうか。
本の知識や、常識といわれるもので、わかりきっているつもりに
なっているだけで、それを、直感することは、大変です。
アナログレコードの良さを感じることも、
案外、以上の例に近いところがあります。
レコードのあの微細な溝から、音楽をそれが録音されているとおりに
再生するためには、
ターンテーブルが、大地のように、どっしりとしていて、雄大に回転し、
カートリッジが、トーンアーム上で不要な共振無しの状態で
トレースしないと、実現できません。
そのためには、しっかりした、レコードプレーヤーを、用いる必要があって
きゃしゃのプレーヤーでは、レコードを砂上の楼閣においている
ようなもので、まったく、おぼつかない再生音となります。
星がまたたいて見えるのは、遠くの星が、瞬時に明るさを
変えているのでなく、見ている我々と星との間の
地球の大気のゆれがそう見させているのです。
だから、またたいている真因を知らないと
星自体が、またたいていると、思ってしまうのですね。
それと、同様、もし、レコードが、CDより、悪く再生されているとしたら!
疑うべきは、今、使っているそのプレーヤーのほうなのです。
鳴っている音がすべてといっても、どう、再生しているかに
注目しないと真実は、掴めません。
知識は大切ですが、感覚は更に大切です。
発想
深呼吸というと、すぐ、息を吸おうとするのはおいらだけかな?
しかし、やみくもに、吸おうとしてもダメなんだね。
まず、息をおもいっきり吐き出して肺の中を空にしないと、ね。
そうしたら、その反動で息は深く吸われるんだ。
それと、同じで、何かを考える時も、まず、頭の中を空にすることが
一番最初にしなきゃあ、いけないことだよ。
心を、少し、止めて。
次は、考えても仕方のないことは、考えないこと。
ムダに頭を使ってしまうと、とにかく、効率が悪くなってしまう。
おいらなんか、これの常習犯。
なにを考えても、考えるのだけは、タダ。
夢を見るも見ないのも、自由。
誰にも、採点されることはないんだもの。
音楽を聴くのもいっしょ!
グレゴリオ聖歌から、音楽の歴史を全部聴くことも
そのへんに転がっている歌を聴くことも!